諏訪原城(すわはらじょう)は、遠江国侵攻の兵站基地とするため、天正元年(1573年)に武田勝頼によって遠江国の東端近くの大井川の西側にある牧之原台地の舌状台地の先端部に築かれた戦国山城です。
城内に諏訪大明神を祀ったことからその名が付されました(徳川期に牧野城に改称)。
築城後、遠江国の支配権を巡って争った徳川家康と武田勝頼が争った城であり、徳川家康が獲得した後に三日月堀を巡らした丸馬出が7ヶ所も設けられ、これらが良好な状態で残されていることでも有名です。 “【諏訪原城・牧野城(続日本100名城146番)】武田・徳川の国境防衛のための山城” の続きを読む