【山中城(日本100名城40番)】障子堀と畝堀で有名な北条流築城技術の最高傑作

山中城(やまなかじょう)は、関東一円を支配した北条家3代目の北条氏康が、本拠地・小田原城の西側の守りとするため、小田原城の約18km西側に位置する伊豆国田方郡山中(現在の静岡県三島市山中新田)築いた城です。小田原城の支城として箱根旧街道(東海道)を押さえる西の要の城であり、箱根十城にも数えられています。

完全土造りの城で、障子堀や畝堀、角馬出しなどの北条家の築城技術の全てを注ぎ込み、圧巻の土木工事を経て造られた傑作です。

残念ながら完成をみる前に山中城の戦いが起きたために、最大限の運用をすることなく落城した悲運の城でもあります。

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【名胡桃城(続日本100名城115番)】小田原征伐の原因となった真田の城

名胡桃城(なぐるみじょう)は、戦国時代後期に、武田勝頼が北条氏から沼田城を奪取することを目指し、真田昌幸に命じて沼田城攻略のための前線基地とするために築かせた城です。

北関東の要衝であった沼田城から僅か数kmという近接地に築かれているため、激しい争奪戦の舞台となった城で、後に豊臣秀吉が北条氏を滅ぼすこととなった小田原征伐のきっかけとなった城としても有名です。 “【名胡桃城(続日本100名城115番)】小田原征伐の原因となった真田の城” の続きを読む

【八王子城(日本100名城22番)】小仏峠を越えてくる武田軍から武蔵国を守る北条氏照の山城

東京都内にある山城と聞かれて真っ先に名が挙がると思われる八王子城。

広大な敷地に建つ場内に様々な技巧を凝らした極めて興味深い城です。

後に、豊臣秀吉の小田原攻めの際に凄惨な殲滅戦が行われたため、その恨みを持つ人が多いためとして現在は心霊スポットともなっているようです。

一度是非訪れていただきたい城ですので、本稿では、そんな興味深い八王子城について、築城の経緯・縄張り・廃城に至る経緯について順に説明していきたいと思います。

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