キリスト教が日本に伝わったのは、1549年にイエズス会宣教師であったフランシスコ・ザビエルが鹿児島に来航したことに始まると言われています。
仏教や神道などの多神教的考えが一般的であった当時の日本において一神教であるキリスト教の理解は難しく、その布教に苦労したのですが、セットになっていた南蛮貿易の利や天下人への階段を登っていた織田信長が庇護したことなどから次第に日本国内に広がっていきました。
もっとも、仏教・神道と衝突したこと、南蛮貿易において日本人が奴隷商品として海外に売られていると噂が広がったこと、イエズス会がキリスト教布教を植民地政策の一環と捉えているとの噂が広がったことなどから次第に否定的な意見が広がっていきました。
そして、豊臣秀吉によりバテレン追放令が発布されたことで布教が禁止されるに至り、文禄5年(1596年)に起こったサン=フェリペ号事件をきっかけとして本格的な弾圧が始まりました。
その後、江戸時代に入ると、江戸幕府が禁教令を出してキリスト教禁止を徹底したため、江戸時代を通じて表面的にはキリスト教の信仰が失われることとなってしまいました。 “【日本へのキリスト教伝来→信仰拡大→弾圧の歴史】” の続きを読む