第二次上月城の戦いは、織田軍の中国方面司令官として西播磨に入った羽柴秀吉が、織田方に従わなかった東播磨・上月城を攻略したところ、毛利軍がこれを奪還するために天正6年(1578年)4月18日から約2カ月半に亘って行われた攻城戦です。
調略と軍事力を駆使して一旦は播磨国全域を支配下に治めることに成功した羽柴秀吉でしたが、西播磨・三木城の別所長治の裏切りが起こったことにより孤立し、泣く泣く上月城を見捨てる決断を下したことから毛利軍勝利に終わった戦いです。
羽柴秀吉による中国戦線での大敗北でもあるのですが、かつての中国地方の雄・尼子家が再興を図って失敗し滅亡した戦いとしても有名です。
本稿では、この第二次上月城の戦いについて、その発生に至る経緯から順に説明していきます。 “【第二次上月城の戦い】尼子家再興の夢が潰えた戦い” の続きを読む