【第38代・天智天皇(中大兄皇子)】政敵を次々に粛清した謀略家

飛鳥時代を代表する天皇といって真っ先に名が挙がるのは天智天皇(中大兄皇子)だと思います。

皇子時代に天皇の面前で蘇我入鹿を暗殺するという大胆なクーデターを成功させたり、対抗勢力を闇に葬っていったりするなど、権謀術数を駆使して権力の頂点を維持し続けた人物です。

天皇在位中には、唐・新羅連合軍に敗退して国家存亡の危機にまで陥りながら、巧みにこれを回避するなど、その経歴を挙げだすと大河ドラマが完成するほどのボリュームがあります。

本稿では、そんな天智天皇(中大兄皇子)の人生について、できる限り簡単に紹介していきたいと思います。 “【第38代・天智天皇(中大兄皇子)】政敵を次々に粛清した謀略家” の続きを読む