貨幣制度とは、硬「貨」+紙「幣」という貨幣によって商品・サービスの交換を媒介する経済制度です。
この制度の下では、中央国家などが、貨幣(通貨)の発行方法・種類・単位・価値などを決め、それを基に商品流通が行われることが一般的となります。
もっとも、貨幣自体にはその額面が表す価値があるわけではありませんのでその流通には発行者(統治機関)に対する信頼が絶対条件となるのですが、現在に至るまで統治機関の変遷がありその信頼にも大きな波がありましたので、貨幣制度についても紆余曲折あるという歴史的経過を経ています。
そこで、以下、貨幣制度の導入から、現在の管理通貨制度確立に至るまでの貨幣の歴史について見ていきたいと思います。
なお、貨幣史のうち、渡来銭に特化したものを別稿「渡来銭の歴史」、「明治維新後の」近代・現行「硬貨」に特化したものを「日本近代硬貨・現行硬貨の歴史」において詳細に説明しておりますので、興味があればそちらもご参照ください。
