源氏将軍から権力を奪取し、鎌倉幕府を北条氏の傀儡政権に仕上げた人物をご存知ですか。
そう、悪名高い北条義時(ほうじょうよしとき)です。強大な権力を手にしたにもかかわらず、残念ながら肖像画が残っていませんので、どのような姿形であったのかを窺い知ることができません。
北条義時は、伊豆国の在地豪族・北条時政の次男として産まれ、源頼朝の側近として政治を学び、父を追放したことにより北条氏の実権を握り、傀儡将軍を立てた上で他氏排斥をし、仲恭天皇を廃し・3人の上皇を配流にまでして2代執権として実質上の北条氏独裁政権とし、鎌倉幕府を実質的な武家政権として完成させた人物です。
権謀術数を駆使してドロドロの権力闘争を生き延びた波乱万丈の人物であり、令和4年(2022年)のNHK大河ドラマの主人公でもあります。 “【北条義時】鎌倉幕府を北条家独裁政権にした2代執権” の続きを読む