一ノ谷の戦い(いちのたにのたたかい)は、平安時代の末期の寿永3年/治承8年(1184年 )2月7日に起こった、源頼朝方(源範頼・源義経)と平家との直接対決の第1段の戦いです
一般に一ノ谷の戦いといわれますが、実際の合戦は、生田口・塩屋口・夢野口などの広範囲に亘って行われており、福原・須磨の戦いとでも言った方が正しいかもしれません。
また、この戦いは、様々な逸話が生まれ、「梶原の二度駆け」、「鵯越の逆落とし」、「熊谷直実による平敦盛討ち取り」など後世にまで語り継がれるエピソードが目白押しです。
以下、一ノ谷の戦いについて、戦いに至る経緯から順に説明していきたいと思います。 “【一ノ谷の戦い】平家復権の夢が打ち砕かれた源平の総力戦” の続きを読む