織田信房(津田源三郎信房)は、織田信長の五男として生まれた武将です。
幼くして武田家の人質となって甲斐で元服しており、武田家の戦略・戦術等を記した軍学書である甲陽軍鑑では、織田勝長(おだかつなが)と標記されています。
父である織田信長の命により武田家との最前線となる東美濃・岩村城を取り込むために幼くして遠山家に養子に出されたのですが、武田軍に岩村城を陥落させられた際に武田への人質となり、その前半生を武田家で過ごすこととなります。
その後、織田家に戻ることが出来たのですが、その僅か1年後に本能寺の変に巻き込まれて若い命を散らしています。 “【織田信房(御坊丸)】幼くして武田家の人質となった織田信長の五男” の続きを読む