北条氏綱(ほうじょううじつな)は、後北条氏第2代当主です。
北条5代の中ではもっとも知名度が低いかもしれませんが、「伊勢」という名字を「北条」に変え、また本拠地を小田原城移転させるなど、後の北条家の発展の基礎を築き上げた人物です。
また、統治者としても優秀であり、 伊勢宗瑞(伊勢盛時・北条早雲)の後を継いで武蔵国南部・駿河国東部・下総国・上総国の一部にまで拡大させています。
そこで、本稿では、「勝って兜の緒を締めよ」の遺言でも知られる大人物・北条氏綱の生涯について見ていきたいと思います。 “【北条氏綱】勝って兜の緒を締めよとの遺言を残した後北条2代目” の続きを読む