堺(さかい)は、大坂南部に位置した、大阪湾に面する一大商業都市です。
堀によって周囲を取り囲んで守る環濠都市としても有名です。
堺周辺の海は遠浅であったために大型船の接岸には向かないため、必ずしも港として優れていたわけではなかったにもかかわらず、戦国時代には、対明貿易・南蛮貿易の玄関口としての役割を果たして商業都市として栄え、戦国大名からも無視できない勢力として度々歴史上の事件に関わっていきました。
あまりの繁栄ぶりから、三好長慶・織田信長・豊臣秀吉・徳川家康などのときの権力者がこぞって直轄支配を行った都市でもありました。
本稿では、環濠都市・堺が、どのように発展したどのような都市であったのかについて、簡単に説明していきたいと思います。 “【環濠都市・堺】戦国時代最大の貿易都市の栄枯盛衰” の続きを読む