公暁(こうぎょう/こうきょう )は、第2代鎌倉殿の次男かつ嫡男として生まれ、順当に行けば第3代鎌倉殿として鎌倉幕府を統べるはずの立場にあったはずの人物です。
ところが、有力御家人間の政争に巻き込まれて若くして父・源頼家が謀殺されると、北条家の邪魔になったとして出家させられ、本来の仇であるはずの北条家ではなくその傀儡であった源実朝への恨みを募らせていきます。
そして、仇討ちの機会を得た公暁は、満を持して源実朝暗殺を実行したのですが、その責めを負って討ち取られ、20歳という若さでその生涯を終えています。 “【公暁】源実朝を暗殺した源頼家の次男” の続きを読む