戦国時代における集団戦闘の主戦力と言えば足軽です。
足軽と聞くと古くから合戦の主力となっていたようなイメージを持ちがちなのですが、実は違います。
足軽は、元々武士同士の一騎打ちの場であった合戦の常識を根本からひっくり返した存在なのです。
某有名アニメででいうところのザクやジムのようなイメージであり、合戦を個人の武の勝負から物量戦に変化させるに至った存在です。すなわち、同アニメの某キャラクターが言った「戦争は数だよ」という名言を体現した存在です。
本稿では、戦の概念を一変させた足軽について、主にその成り立ちから戦国期までの役割について簡単に説明したいと思います。 “【戦国時代の足軽】合戦の主戦力となった下級兵士” の続きを読む