本願寺は、親鸞が開いた鎌倉仏教の1つである浄土真宗(ただし、浄土真宗の宗旨名が用いられるようになったのは親鸞没後)の寺院です。
日本最大の信者を持つ仏教宗派の中心寺院なのですが、元々は貧乏寺院であった上、建立しては破却されるという苦難を経て京都に辿り着いた歴史があります。
また、ようやく京都に辿り着いた後も、豊臣・徳川の争いに巻き込まれて東西に分裂し現在に至っています。
本稿では、現在に至る本願寺の歴史について簡単に説明していきたいと思います。
なお、当ブログは歴史ブログであり、また筆者は宗教家ではないため、教義や作法など宗教的な内容はわかりませんので、その旨ご了承下さい。 “【本願寺の歴史】成立から東本願寺と西本願寺に分かれるまでの経緯” の続きを読む