海ノ口城の戦い(うんのくちじょうのたたかい・うみのくちじょうのたたかい)は、後に戦国最強とうたわれた武田信玄の初陣である奇襲戦です。
父・武田信虎が8000人の兵で36日間かけて落とせなかった城を、武田信玄が300人の兵をもって僅か一夜で攻略するという、武田信玄の軍才を余すところなく見せつけ戦いなのですが、実は甲陽軍鑑以外の当時の資料に記録がありません。
言うまでもなく甲陽軍鑑は、武田信玄を英雄化して盛に盛った記載がなされているため、資料としての信用性が高くないため、海ノ口城の戦いでの奇襲戦や、敵将・平賀玄信の存在は、架空のものであるとする説も有力です。
もっとも、話としては有名ですので、本稿では、伝えられている範囲において、武田信玄の初陣である海ノ口城について、その発生に至る経緯から説明したいと思います。 “【海ノ口城の戦い】300人の奇襲で城を乗っ取った武田信玄の初陣” の続きを読む