甲州勝沼の戦い(こうしゅうかつぬまのたたかい)は、江戸幕府から厄介払いとして甲府城に向かうよう命じられた新撰組が、甲陽鎮撫隊(こうようちんぶたい)と改名して甲府城に向かったのですが、甲府城手前で先に甲府城に入った新政府軍と対峙し敗れた戦いです。
池田屋事件で名を挙げ、鳥羽伏見の戦いで敗残兵となった新撰組が事実上解散に追い込まれた戦いでもあります。 “【甲州勝沼の戦い】甲陽鎮撫隊に改名した新撰組が壊滅した戦い” の続きを読む
日本の歴史をできる限りをわかりやすく
甲州勝沼の戦い(こうしゅうかつぬまのたたかい)は、江戸幕府から厄介払いとして甲府城に向かうよう命じられた新撰組が、甲陽鎮撫隊(こうようちんぶたい)と改名して甲府城に向かったのですが、甲府城手前で先に甲府城に入った新政府軍と対峙し敗れた戦いです。
池田屋事件で名を挙げ、鳥羽伏見の戦いで敗残兵となった新撰組が事実上解散に追い込まれた戦いでもあります。 “【甲州勝沼の戦い】甲陽鎮撫隊に改名した新撰組が壊滅した戦い” の続きを読む
鳥羽・伏見の戦い(とば・ふしみのたたかい)は、幕末に、旧幕府軍と薩摩藩を中心とする新政府軍とが戦った一大内戦である戊辰戦争の初戦です。
江戸幕府15代将軍であった徳川慶喜を政治の舞台から引きずり下ろすため薩摩藩の暴挙に耐え切れなくなった旧幕府軍が立ち上がり、朝敵となって敗れて滅びの道を進むこととなる契機となった戦いでもあります。
本稿では、江戸時代の絶対的権力者であった江戸幕府の滅亡につながった鳥羽・伏見の戦いについて、その発生の経緯から見ていきたいと思います。 “【鳥羽・伏見の戦い】旧幕府軍が朝敵となった戊辰戦争の初戦” の続きを読む
宮古湾海戦は、箱館戦争における戦闘のひとつで、虎の子の軍艦であった開陽丸が座礁・沈没したことによって制海権を失った旧幕府軍が、制海権を取り戻すため、新政府軍の新鋭軍艦・甲鉄を奪取しようとして勃発した戦いです。
近代化していく西洋式の軍艦を、前近代的な敵船乗り込みとその後の敵船制圧により奪取しようとしたアボルダージュと呼ばれるいわゆる接舷攻撃戦という、極めて興味深い戦いです。
結果は、旧幕府軍の作戦失敗に終わりますが、とても珍しい戦いですので、本稿で概略を紹介したいと思います。 “【宮古湾海戦】旧幕府軍が制海権回復のため新政府軍の軍艦奪取を試みた戦い” の続きを読む
二股口の戦いは、渡島国亀田郡大野村(現在の北海道北斗市中山峠)で発生した、函館への進軍を目論む明治新政府軍と、これを阻止しようとする旧幕府軍との間で起こった2週間に亘る戦いです。
新撰組鬼の副長・土方歳三が、台場山に胸壁と陣地を構築してゲリラ戦を行い、兵数も装備も大きく劣る状況下で新政府軍を撃退したことでも有名です。
本稿では、この二股口の戦いについて、その発生の背景から順に見ていきたいと思います。 “【二股口の戦い】土方歳三の軍略が冴え渡った旧幕府軍のゲリラ戦” の続きを読む